兵衛日記

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摘みたてのせりをお浸しにしました。
この時期は、ご宿泊のお客様のご朝食にご用意致しております。

大変お喜びいただいていますが、心配事がひとつあります。
せりの近くにクレソンが大量に生えていることです。
かつては貴船には自生しておりませんでした。美味しいクレソンですが、
あまり増えすぎるとせりが消えてしまうのではないかと心配しています。

もっと心配なのが、ペパーミントが急速に増えている事です。
見つけたら、可愛そうですが抜いています。それでも毎年毎年増えています。
おそらく栽培されているご家庭の車のタイヤに種でも付いていて、
ここまで運ばれてくるのでしょうね。

外国産のハーブは香りも用途も研究されつくしていて、すばらしいものが多いと思います。
しかし、日本にもすばらしいハーブが沢山あります。
山椒、三つ葉、たで、大葉、お茶、よもぎ、唐辛子、くちなし、梅・・あげればきりがありません。
綺麗な花や実の付くものもあります。葉も美しく、観葉としても楽しめます。
ご家庭でも、”和”のハーブを楽しんでいただけたらと思います。

投稿者 hyoue

せりが大きくなっています。貴船川のそばでせりを摘んでいると、
この地に住ませていただいている事に本当に感謝します。
川のせせらぎ、そよ吹く風、あふれるような新緑、
小鳥のさえずり、そろそろ飛び始めた糸トンボ、餌取に忙しいカワガラス。
のどかなものに囲まれる幸せは、筆舌に尽くしがたいです。

投稿者 hyoue

自然の三つ葉と買ってきた三つ葉(右下）は、こんなに大きさが違います。
自然のものは香りも歯ごたえも強く、春先にはお浸しで、今の季節は天ぷらでいただきます。
去年はあまり生えなかった三つ葉ですが、今年は沢山できています。

投稿者 hyoue

蓼がやっと大きくなり始めました。
もう少し成長したら、鮎を食べる時に使う「蓼酢」を作ります。
貴船に自生する蓼は、非常に柔らかく、簡単にすり鉢で擂れます。

この蓼、生葉を噛むと辛いのなんのって、思わずから〜！と声を上げてしまいます。
この葉がよく虫に食べられているので、驚きます。
しかし、それを香辛料として使った先人の知恵にはもっと感心します。
唐辛子でもなく、ハラペーニョでもなく、胡椒でもなく、不思議な辛さです。

日本には約５０種類が自生しているそうです。ここでも、辛くない蓼を「犬蓼」と呼ぶそうで、
「犬山椒」といい、「犬蓼」といい、犬好きとしてはちょっぴり残念です。

投稿者 hyoue

みずぶきが旬の時期となってきました。
普通では食べられない珍しい山菜です。
ほんの少し茹でるだけで新緑の色が驚くほどあでやかな桃色へと移ります。
根は生のまま叩くと納豆のように粘り気がでできます。
葉は天ぷら、茎はお浸しや酢の物にして召し上がっていただけます。

投稿者 hyoue

とても不思議なものを見つけました。
蜂の巣です。
何と、杉の細い葉にできているのです。
山の散策中、厚めの葉が落ちているな・・・と思い拾い上げてみると、蜂の巣でした。
不思議で思わず写真を撮ってしまいました。
どんな蜂が住んでいるのでしょうね。

投稿者 hyoue

当店で使用している卵について説明させていただきます。
使用しているのは、名古屋コーチン。
とても美味しい有精卵です。
静原にある”七彩の風”という施設から購入させていただいております。
ネット販売もされておられるので、是非一度、お試し下さい。
七彩の風

投稿者 hyoue

栃餅の名で親しまれる栃の花です。
10メートル以上ありそうな大木なので、
私の腕では、花のアップを撮ることができません。
白くて珍しい形の花です。可憐な形なのですが・・・。
アップで見ていただけないのが非常に残念です。

投稿者 hyoue

今日は黄えびね蘭を見つけました。
たった１本ひっそりと咲いていました。
増えてくれるといいですよね。

投稿者 hyoue

蕨を取りに貴船山を歩いると、近頃めったに見られなくなったえびね蘭が群生していて、驚きました。貴船山を歩かれる皆様、どうぞ採らないで下さいね。ご自宅で、山の植物が自生している環境を造るのは難しいと思います。やはり野に置け、ではないでしょうか。

投稿者 hyoue

はないかだが食べごろです。
葉っぱの上に花が乗っており、見ていて笑顔がこぼれてしまうような植物です。
当店では、天ぷらにして召し上がっていただくことが出来ます。

投稿者 hyoue

とても綺麗なあけびの花が顔を出しています。
白い花弁に十字の深紅がよく映えた、とても美しい花です。

投稿者 hyoue

いぬ山椒を見つけました。
とても山椒に似ていて、棘もちゃんとあるので、区別がつきにくいです。
山椒のようですが山椒のような匂いは全くしません。
別々の植物がこんなにもそっくりになる、自然の力は凄いですね。

投稿者 hyoue

本日、女将のお供で山椒摘みに行って来ました。
山を登り、急な斜面で何時間もかけて摘みます。
その結果、本日はこんなに沢山の山椒を摘む事ができました。
ですが、こんなに摘んでも、煮ると茶碗に半分あるかないか。
なので、とても貴重です。
山椒の豊かな香りと、食べ終わってもなお残るぴりりとした辛さがとても美味しいんですよ。

たくさん摘めました

投稿者 hyoue