2008年2月21日
動物のろっ骨が!
今日はフキノトウを採りに山に出かけました。
いつもの道を通ると、驚いたことに動物の骨と皮が転がっていました。
内蔵や肉は全て食べられた後のようで、ろっ骨があらわになり、皮がはがれています。鹿のようです。何かに襲われたのでしょうか。不思議な事に血は見当たりませんが、なんとも無残な姿です。
思わず手を合わせて通り過ぎました。が、これ以上山に入ると自分も同じような運命に会うかも知れないと思い、急ぎ足で家を目指しました。といっても家の屋根はそこに見えています。家まで五分とかかりません。車のクラクションや女性の笑い声もときおり聞こえます。
なんとも不思議な気持ちです。ライオンやチータがガゼルを襲っているシーンなどをよくテレビで見ます。暖かいココアなどを手に持ち、わ〜かわいそうと目をそらしたりしていました。自分とは無縁だし・・・。
仏陀がこの世の中で最も美しい動物と言った鹿の、可愛い目を思い出しました。私が毎朝散歩するこの静かな山道で、どんな壮絶なせめぎ合いがあったのでしょうか。生きる事は他の命をいただく事であり、料理はその延長上にあります。そして私共はそれを生業としています。
決して自分とは無縁ではありません。スーパーに並んでいる美しく包装された食材をみると、その前の段階にある様々なドラマは切り捨てられ、物としての食材だけが存在していると思います。
私はもう一度「食べる」という事の尊さを考えるべきだと思い、又この気持ちを忘れたくないので、カメラを手に再び山に向かいました。なんともいえない恐怖を感じ、何度も周りや後ろを確認しながら、シャッターをきりました。
翌朝同じ道を通ると、すっかり何もなくなっていました。びっくりしたと同時に、なるほど、これでいいんだなと感心しました。いわゆる食物連鎖はごみも出ないし、非常に合理的です。必要以上に作らない、食べない、を決心した次第です。
投稿者 hyoue
2008年2月19日
喫茶の絵
喫茶の壁にかけている絵を変えました。
数年前にオーストラリアでアボリジニアートを買ってきていたので、喫茶のほうにかけさせていただきました。
一目ぼれして買ったくせに、今となっては上下がこれでいいのか不安です。サインを見るとこれでいいようだし、トカゲ(トカゲでないかもしれないなぁ)を見るとさかさまのような気がします。
投稿者 hyoue
2008年2月16日
私の自慢の長靴
私の長靴は亡くなった鳥居兵衛のものです。
偶然サイズが合ったので、女将からいただきました。
この長靴は底がスパイクになっており、雪の斜面でも苔の多い川の中でも全く滑りません。靴底も厚いので、寒さも感じません。上部は雪が入らないようにマジックテープでしっかり止めるようになっています。さすがは義父の持ち物です。
余談ですが、履きやすく滑らないので愛用してコンビにまで行くと、店員さんやお客様の目前で盛大にこけてしまいました。とても恥ずかしかったです・・・。
投稿者 hyoue
2008年2月10日
鳥居兵衛のこと
今は亡き、義父鳥居兵衛は趣味の多い人でした。
水石の収集、時計作り、山野草の盆栽作り、昆虫採集など多岐にわたっていました。
写真は昭和36年に作った蝶の標本です。そのほとんどが炭化してなくなっています。最近ではめったに見られなくなった瑠璃アゲハはシジミ蝶がみえています。そしてこの箱も手作りのようで、ほとんど釘を使っていません。
大自然を前にして学ぶ事も多々あり、尊敬に値する人でした。
投稿者 hyoue
2008年2月8日
昨日、テレビの取材がありました。
昨日、テレビの取材がありました。
“おはよう朝日です”さんの取材で、お鍋をご用意させていただきました。
詳細はテレビでのお楽しみということで、2月14日の“おはよう朝日です、京都 叡山電鉄鍋合戦”をご覧いただけると幸いです。
投稿者 hyoue
2008年2月6日
お野菜が届きました。
七彩の風さんから新鮮な採り立て野菜を届けていただきました。
農薬は使っていないそうなので虫食いがあるところも少々ありましたが、美味しさと安全である事にはかえられません。
壬生菜はお漬物に、大根や葱、椎茸はお鍋でいただきました。
残った大根の皮はキンピラに、葉は焼き飯に入れていただきました。
とても美味しくて安心なお野菜なので、当店の料理にも使わせていただいております。
通販もやっていらっしゃるので、ご自宅でもこの美味しいお野菜をいただく事ができますよ。
投稿者 hyoue
2008年2月1日
ふきのとうが顔を出しました。
寒い寒いと思っていても春はすぐそこまできているんですね。
本日は近辺の散歩中にふきのとうを見つけました。
まだ沢山でているわけではないのですが、ふきのとうを見つけるとまるで春を見つけたかのように感じられてとても心が温かくなります。
きっと気付いていないだけで春の訪れを感じられるものは身近に溢れ始めているんでしょうね。
そういったものを見つけ次第、またブログに載せていきたいと思います。
投稿者 hyoue