2008年5月19日
はんなりと贅沢なひとときを… 生ビール
私はあまりお酒を飲めませんが、
鞍馬山から木の根道を歩いて貴船に降りてこられたり、
貴船周辺を散策して、ちょっと汗をかいた時にひと口、
喉を潤すビールの味わいは、格別のものだと思います。
ビールもいろいろなタイプがございますし、
お客様の嗜好もそれぞれです。
弊店の瓶ビールは、キリンとアサヒをご用意いたしております。
どちらのビールも喉越しが良く、おいしいと
お客様に大変喜んでいただいております。
ただ、生ビールをどうするか・・・。
日本酒についていろいろ考えておりますうちに、
ビールについても、一つのテーマが出来ました。
ただ喉を潤すだけではなく、
同時に川床の時期ならではの、
貴船のせせらぎを楽しんでいただきたい。
一気にグラスを空けていただくのではなく、
まず、ひと口喉を潤し、ふた口目からは、
貴船の雰囲気を同時に味わっていただきたい。
そうしたビールを生で提供できたら、
と考えるようになりました。
「味わうビール」といえば、
まず思いつきます条件が麦芽100%。
皆様ご存じの昔から代表的な
素晴らしいビールがございます。
ぜひそのビールを置かせていただきたい、と思いました。
ところが、ビール好きの知人に指摘されました。
「ここは京都ですよ。京都が世界に誇るビールを…。」
そうしたことで、必然的にご縁が生じたのが、
サントリーの「ザ・プレミアムモルツ」です。
グラスに満ちた黄金色の色合いを楽しみながら
喉をひと口潤したあと、
二口目からは足元を流れる川のせせらぎや、
木々のささやきの声を楽しみながら、
日常から遊離した刹那なひと時を
心行くまでお楽しみいただけたら幸いです。
投稿者 hyoue
2008年5月15日
女将特製 きんごりの佃煮
女将特製の炊いたごりができました。
とても小さいのにお腹には沢山 子が入っていて、とてもおいしいんですよ。
甘辛く炊いており、ご飯に乗せてもお酒と共に召し上がっていただいてもきっと満足していただける一品です。
投稿者 hyoue
2008年5月10日
コンサートのお知らせ
貴船川の水の音、木々を渡る風の声、満天の星・・・
太古の昔に活躍した自分を思い出すような・・
そんな不思議なコンサートが今夜あります。
聞くほどに緊張の糸がほぐれ、
自分が自然と溶け込んでしまいます。
Aki-ra Sunriseさんの浮きドラム、
チャカポコ、ハン、ディジュリドゥー、
ジャンべなどの音は自然と一体化し、空間を一つに・・・。
是非聴きにいらしてくださいね。すばらしい音色です。
なお、入場無料で、すべてのドリンクを500円にて提供します。
貴船口駅までの無料送迎も可
詳しいプロフィールは下記よりどうぞ。
公式Aki−rasunriseブログ
http://akirise.exblog.jp/
投稿者 hyoue
2008年5月2日
涼み酒 その2
私は、数年前までお酒類は全く口にできなかった不調法者ですが、
「美味しいお酒というもの」を友人から教えてもらい、
色々な酒蔵を見学に行っております。
まだまだ勉強中ながらのお話をしてきましたので、
浅学ゆえの滑稽な点はどうぞお許しください。
さて、日本酒のすばらしさについて認識するきっかけとなったのが、
数年前に見学にうかがった滋賀県の北島酒造です。
北島酒造は、歴史学者の奈良本辰也先生が激賞された
代表商品の「しぼったそのまま一番酒」で知られております。
実際に蔵にうかがいますと、妥協は一切なく、本当にすべてが手造り。
見学の最後に口にいたしましたしぼりたてのお酒の味わい
(本当にご縁でしたが、滋賀の渡船の復活したお酒でした)は、
今でも忘れることができません。
その北島酒造さんが、去年から「完全発酵・新淡麗辛口」
というテーマに取り組んでおられます。
技術的なことはよく存じ上げませんが、「淡麗辛口」の酒の
多くは、アルコールを添加し、お酒の味を多少薄めて、
濾過をして味を調えるというものだそうです。
北島さんの場合、アルコール添加も濾過もしないで、、
米だけの味わいで、きれいなすっきりした味、
本当の意味での淡麗辛口を目指そうというものだそうです。
原料に使用するお米は、滋賀産の玉栄という
お酒造り専用の米ですが、それも減農薬のものだけを用い、
長期低温発酵で丁寧に仕上げたのが、「北島」だそうです。
去年もご縁があり、お客様にお楽しみいただきましたが、
限定数があっという間に売切れてしまいました。
今年の「北島」も、口に含みますと、涼しい香り、
そして純粋な米の味わいが感じられ、喉を越すと
刹那にすべてが消える。本当に驚きました。美味しいです。
この「北島」も、涼み酒としてお勧めいたします。
純米酒は味が重いとか思って折られる方、是非おためしください。
投稿者 hyoue